主な産業

軍需、観光、農業が3本柱であるが、農業についてはかつての隆盛からすると寂れたと言って過言ではない。
但し、パイナップル生産については、かつてラナイ島単独で全米の生産量の90%、全世界生産量の75%を産出していたほどであり、ハワイ島のコナコーヒー(全米50州唯一のコーヒー産地)と並ぶ代表的産物である。
ハワイアンコナコーヒーはお土産としても有名。

軍需については、州内に数多くの軍事基地を抱え、軍や関連産業による経済への影響は計り知れない。
観光については、年間6,699,424人、うちアメリカ国内からが4,902,270人、国外からは1,797,154人、そのうち日本からは年間1,160,732人(いずれも2008年。州政府経済局統計)が訪れる、国際的観光地であり、軍需と並びハワイ州の経済の屋台骨と言っても過言ではない。

離島であり、工業製品のほとんど、また燃料の全てを米本土からの輸入に頼る経済構造になっているため、平均物価は州単位では全米一高く、全米平均のおよそ1.5倍に相当する(2位はニュージャージー州の1.25倍)が、その一方で、平均年収は全米平均とほぼ同程度であるため、可処分所得は全米平均以下と言える。

参考:ウィキペディアWikipedia